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皆様は、”評論”というジャンルを耳にしたことはありますでしょうか。
よくテレビなどに出られている評論家の方々をイメージしていただけると、わかりやすいかと思います。
辞書を引きますと、
「(専門の分野に対して)自分の意見を加えながら解説すること」(新明解国語辞典第七版)
とあります。このジャンルは、よく言われるオタク文化とは異なっている気がしませんか?
かわいい女の子もかっこいいメカも出てこないことがほとんどです。
しかし、この”評論”というジャンルは、コミックマーケット(日本最大級の同人誌即売会)でも一大ジャンルとして扱われるくらい大きいものなのです。いえ、大きいというより、深いというほうが正しいでしょうか。
それでは、評論ジャンルについて解説し、評論好きのお相手との恋愛についても考えていきたいと思います。
こんな傾向があるよ!
・深く狭く
・評論オタクってどんな人?
・あなたが評論オタクだったら
勝手に増えていくもの
評論島(即売会などで同じジャンルが集められている場所)を歩くとまず感じるのは、とにかくすべてのジャンルの評論本があるということです。
例えば料理。といってもただのレシピ集ではありません。ファミレスのドリンクバーをいかにうまく調合し、美味しく新しい飲み物を作るかに主軸を置いた本。また、プロテインを割るために一番おいしい飲料は何か、といった本。低糖質にとことんこだわったダイエット用のレシピ集など、とても一極集中な、しかし刺さるところにはとことん刺さる本が所狭しと並べられています。
普通のレシピ本、例えば○○円で作るお弁当などの本であれば、出版社から山ほど出ており、書店でも容易に入手することができます。
しかし、いかにしてプロテインを割るかに主力を置いた本は、恐らく出版されることはないでしょう。何故ならコストが収益を上回っているから。
このような一部の層にしか刺さらない本がたくさん売られているのが、同人誌即売会のいいところといえるでしょう。
もう一つ例を挙げるとするならば、57が素数かどうかについて判定するだけの本などもあります。
これは、グロタンディークという数学者の発言より生まれた本です。グロタンディークがある時講義で間違えて、57を素数の例として出してしまったことがあります。57は19×3ですので、考えるまでもなくこれは素数ではありません。しかしこの本は、大量の数学的知識を用いて、57が素数かどうかを判定しようとしているのです。
一見答えの分かり切ったテーマに全力で立ち向かう、そのある種の馬鹿馬鹿しさも、評論ジャンルの面白いところです。
捨てられるわけがない!
・評論オタクってどんな人?
評論界隈は、特に一つのことを掘り下げて考えるのが好きな人の集まりです。
何かの出来事に対して、学術的な観点から深堀をする本は、即売会などでよく見かけます。
歴史的観点から見る○○や、民俗学的に見た○○(○○は作品の名前など)といった、アニメや漫画などの考察本なども出ていることがあります。これらは、評論とアニメ、漫画オタクとのハイブリッドとも言えますね。
そのため彼らは、知的な方々が多めです。物事を語るためのバックグラウンドとして、普段から知識の収集を怠りません。また、基本的に評論ジャンルは文章で表現することが多いので、文章力があったり話が面白い方も多いです。
現代風のオタクというより、原義的な、かなり原初に近いオタクと言えるでしょう。
やっているテーマが個人的な趣味であるだけで、研究者の一面も持っているかもしれません。
ほかのオタクにもその性質は存在していますが、評論は特にその割合が高いです。
日常の些末なことに対して面白がれる人が多い、と言い換えることもできるかもしれません。
なぜ○○は△なのだろうか、といった観点から、それを調査して本にする方も大勢います。それに対して、「たしかに考えたことがなかった!」と思える方は、評論ジャンルの方とお付き合いするのに向いているかもしれません。
ぜひ、評論ジャンルの方々と、日頃見る何気ない光景の謎を調べてみませんか?
人にはわからない趣味もある
もしこのコラムを読んでいる方が評論オタクであった場合について話していきます。
まず私たちが覚えておかなければならないのは、一般の方々は私たちの興味あるジャンルに対して深い情熱を持ってはいないということです。
このコラムの筆者も、評論島を回る程度には評論が好きです。そのため、話す内容も専門知識や理屈っぽくなりがちです。ですが、別に雑談では正確な議論をしなくてもよいのです。
普段から誤謬(ごびゅう)に気を付けている評論ジャンルの方々は、文章や会話の端々に現れる俗説や誤りに敏感になりがちです。
しかし、別にこれは学会でもなければ、その会話が録音されて出版されることもありません。
ですので、相手の話に間違いがあったとしてもスルーしてあげましょう。
また、深い知識と情熱を持っている評論オタクの皆様はついつい話過ぎる傾向があります(筆者もそうです)。ですので、相手の話をよく聞くことを心がけましょう。お相手の話との中で、何か気になるテーマが降ってきて、それが次の即売会のネタになるかもしれません。
ぜひとも、楽しくお話をして仲を深めていってください。
自分の趣味と相手の趣味
両方尊重しませんか?
評論オタクは、自分の興味のあることに対して正直で、かつ貪欲です。
そのため、興味のある話題を振るといくらでも情報を出してくれます。
その情報は、よくよく聞いてみると自分にはない視点だったり、新しい知識だったりが隠れていることもあります。
ぜひとも、楽しく話して楽しい評論の世界を見てみてください!
つむぎたぐる結婚相談所の押田です!
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つむぎたぐる結婚相談所では、いろいろな趣味を持った方を尊重します。あなたの趣味を笑ったりはしません。
・コミックマーケットの現役スタッフであるアドバイザー
・パール婚間近の経験豊富なスタッフ
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